環境への取り組み

セブン&アイ・フードシステムズでは、セブン&アイグループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」に沿って、環境保護や食品ロス削減、省エネルギーなど、様々な課題に対して、フードビジネスという事業を通じて取り組むことで、継続的な環境活動を進めています。そうした取り組みが外部からも評価され「日経環境経営度ランキング」の小売部門で外食企業として2013年~2017年までの5年連続で1位に輝きました。

私たちはこの取り組みにより、国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)の712131415に貢献します。

2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標です」
エネルギーをみんなにそしてクリーンに
つくる責任 つかう責任
気候変動に具体的な対策を
海の豊かさを守ろう
陸の豊かさも守ろう

環境方針

基本理念

私たちは、「食を通じてお客さまに喜んでいただく」という目的のもと、企業としての社会的責任を自覚し、環境保全活動に積極的に取り組み、循環型社会の実現と社会の持続的発展に向けて行動してまいります。

環境行動指針

  1. 私たちは、事業活動の中で、環境保護、ロス削減、省エネルギー、資源の有効利用、廃棄物の削減、環境汚染の予防、生物多様性の保護につとめ、企業の責任を果たします。
  2. 私たちは、事業活動に関連する法規制および当社が同意する取り決めを順守し、環境活動の分野ごとに自主的目標を定め、それを年ごとに見直し継続的に改善します。
  3. 私たちは、従業員に対する継続的な環境教育と環境啓発を推進し、意識向上に努め、お客さまや地域社会にその役割を果たします。
  • 2017年3月1日
    株式会社セブン&アイ・フードシステムズ
    代表取締役社長
    小松 雅美

飲食店で初のエコマーク認定

エコマーク認定書ならびにエコマーク

「デニーズ」全店で飲食店として初めてエコマーク認定を取得

《エコマークについて》
国際標準化機構の規格ISO14024「タイプⅠ環境ラベル制度」に基づく認定制度です。環境への負荷が少ないなど、環境保全に役立つと認められる商品やサービスにつけられています。
認定基準は6つの評価カテゴリーに分けられ、省エネ・節水などの基本的な環境対策に加えて、食材の環境配慮、食品ロス削減に向けた食べ残しが減るような啓発や運動などの消費者の理解を深める取り組みを評価する内容になっています。
これらの基準に対し、高いレベルの取り組みがなされていると認められ、2017年10月20日に飲食店で初めてエコマーク認定店舗が誕生しました。

CO2削減への取り組み

CO2削減への取り組み
デニーズ太陽光パネル

セブン&アイ・フードシステムズでは、デニーズ全店での客席照明や駐車場、バックヤードをLEDに切り替え、店舗の空調機などを順次省エネ型のものに切り替えております。
また新店には積極的に太陽光パネルの設置を推進してまいります。本部では、調理器具や空調設備など環境配慮型にしたテストキッチンを設置しています。これらの取り組みの結果、2030年までに2013年度比で、店舗運営に伴うCO2の排出量30%削減、2050年の目標80%に対し、2019年度で30.9%の削減を達成しております。

資源循環型社会に向けて

資源循環型社会に向けて

LIMEXアップサイクルスキーム

セブン&アイ・フードシステムズでは、石灰石を主原料とする新素材「LIMEX(ライメックス)」で作成したメニューを使用後に回収し、ドリンクバー用のトレーとしてデニーズ店舗で再生利用する「資源循環=アップサイクルスキーム」を構築しました。この取り組みを通じて、限りある水資源の有効活用、石油依存の低減、廃棄物の削減、新たな循環型システムの構築などを図り、持続可能な社会の実現につなげていきます。

  • アップサイクル:サスティナブル(持続可能)なもの作りの方法論の一つで、従来のリサイクルとは異なり、単なる素材の再利用ではなく元の製品より価値の高いものを生み出すことを目的とする取り組み。

食品廃棄物削減への取り組み

食品廃棄物削減への取り組み
三友プラントサービス株式会社 コーヒー豆糟リサイクル工場

55%(2019年度)を超える食品リサイクル率を達成

セブン&アイ・フードシステムズでは、食品ロスの発生抑制を最優先で取り組んでいます。購買物流部によるメニュー販売精度の向上により在庫の適正化や、店舗での客数計画精度の向上による発注量や前準備量の適正化に取り組んでいます。
その上でほぼ全店で毎日発生する使用済み調理油の100%リサイクルをはじめ、食品残渣の肥料化、メタン化など多様な処理に取り組み、政府目標である40%を超える食品リサイクル率を達成しています。

食品リサイクルループの構築

食品リサイクルループの構築

外食5社合同での食品リサイクルループ

セブン&アイ・フードシステムズでは、国の再生利用事業計画(食品リサイクルループ)の認定を受け、外食5社合同で食品廃棄物の課題に取り組んでいます。具体的には、名古屋市内のデニーズや参加各社の店舗から排出される食品残渣を飼料化し、契約する養鶏農場で利用、収穫された卵やその製品(マヨネーズ等)を仕入れるというスキームを構築しています。外食各社は食品廃棄物の回収効率やリサイクル業社の少なさといった共通の課題を抱えており、合同で取り組むことでその解決を図ります。企業の枠を越えた合同でのリサイクルループ認定は日本初となり、この取り組みだけでもデニーズは年間15トンの食品廃棄物を資源化しています。

プラスチック問題への取り組み

プラスチック問題への取り組み

デニーズではドリンクバー設置店舗全店で、ドリンクバーコーナーのプラスチック製ストローの設置を中止しました。世界的に深刻な問題となっている「プラスチックごみの廃棄による海洋や生態系への影響」に配慮すべく取り組んでいます。お子さまなどストローのご使用を希望されるお客様には、地球環境にやさしい代替素材の生分解性PLAストローを提供しています。またテイクアウト等に使用するレジ袋も、バイオマスの素材を30%含んだものに変更しています。

  • PLA:ポリ乳酸。植物由来の生分解性プラスチックとうもろこし、イモ類のでんぷんを発酵させて得られる乳酸元に成形。

ライトダウンを実施

ライトダウンを実施

セブン&アイ・フードシステムズでは、外食11社協同でWWF(世界自然保護基金)によるアースアワーのライトダウンに参加。外食企業はお客様と直に接する業界で、店舗は社会インフラとして機能しており、サインタワーの消灯という発信力を通じてお客様と共に地球環境問題について考えます。

お客様と考える「食品ロス」

お客様と考える「食品ロス」

日本ではまだ食べられるのに捨てられてしまう食品が2017年には年間612万トンあります。そのうち約2割が外食産業から排出されていると言われています。セブン&アイ・フードシステムズでは、外食企業の責任において食べ切りについての取り組みを推進しています。
2020年2月末現在、全国13の自治体と「食べきり協力店」などの食品ロス削減の推進店として登録をしています。
また、デニーズでは2019年10月からメニューブックに食べ切りやすい「少なめライス」を選べるよう明記し、食品ロス削減国民運動のロゴマークである「ろすのん」を表示しています。
これからも、店舗においては自治体やお客様と一緒に食品ロスの削減のための食べきり推進の活動を継続してまいります。

ISO14001

ISO14001

環境マネジメントの国際規格をもとに、省エネや廃棄物削減を推進

セブン&アイ・フードシステムズは、2015年に企業環境マネジメントに関する国際規格ISO14001の認証を取得しました。以来、環境に及ぼす影響を最小限にとどめるために店舗と本部において、こまめな消灯や空調の温度管理の徹底など省エネルギーを推進しているほか、廃棄物の削減や資源の有効利用などにも取り組んでいます。

審査期間 財団法人 日本品質保証機構
適用規格 ISO 14001:2044/JIS 14001:2004
登録証番号 JQA-EM7134
登録活動範囲 本部及びメニュー開発、仕込、物流及び調理・提供サービス
登録事業所 本部及びデニーズ一部店舗
登録日 2015年2月6日(有効期限:2021年2月5日)

スコープ3の算出

スコープ3の算出
サプライチェーン排出量算定結果

サプライチェーン全体における温室効果ガスの排出量を算出

「スコープ3」とは、サプライチェーン全体における温室効果ガス排出量のことで、セブン&アイ・フードシステムズは、第三者認証によって評価をもらったスコープ1のデータを基にスコープ3を算出、それによりCO2排出量を把握し削減することに繋げています。
2016年には首都圏の物流拠点を統合し、全館ノンフロン冷媒の「昭島物流センター」を新設。これによって移動距離や商品保管スペースも削減しています。
また2018年度より、日立製作所と店舗の電気使用量や設備の稼働状況といったエネルギーデータの有効活用に向け協働を開始しました。これにより各種エネルギーデータの集約・可視化、さらには分析・活用をすることで各店舗における効率的な電力使用を促進するなど取り組みを進めてまいります。

社員への環境啓発

社員への環境啓発
エコ検定に合格した従業員たち

「エコ検定」の取得を奨励しています

「セブン&アイHLDGS.企業行動指針」において「一人ひとりが地球環境の保全の重要性を理解し、日常生活において環境負荷の低減に取り組むように、環境意識向上を図ります」と約束をしています。
セブン&アイ・フードシステムズは、従業員に環境問題を"自分のこと″として向き合ってもらうために環境社会検定試験(eco検定)の受験を推奨しています。2020年までに全正社員の受験を目指して、2020年2月現在1,116名が合格しています。