「セブン&アイHLDGS.企業行動指針」において「職場で一人ひとりの能力を充分に伸ばすことができ、活力ある企業風土を醸成させる」こと、また「社員の心身のゆとり、豊かさを実現できるよう努め、快適、安全で清潔な職場環境作りに努める」ことを約束しています。セブン&アイ・フードシステムズでは「優秀社員賞」などによる成果をあげたパートナーの表彰や自己評価と対話を基本にした評価・処遇制度を運用しています。また安心して長く働けるようワークライフバランスの実現に取り組んでいます。
私たちはこの取り組みにより、国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)の5・8・16に貢献します。
多様性の尊重

多様な働き方を支援するため、様々な活動を実施
セブン&アイ・フードシステムズでは、パートタイマー、アルバイト、育児のため短時間で勤務いただく方など、約1万名のパートナーが働いています。そのため多様な働き方を支援することが当社の責務であると認識し、女性の活躍促進に向けたコミュニティ活動やセミナーを実施しています。また男性の育児参加促進を目的とした「育児休暇制度」を導入しているほかに、幹部の理解を深めるため、外部講師による「ダイバーシティマネジメントセミナー」を開催しています。また仕事と介護の両立のため介護の事前準備について学ぶ「介護研修」などを開催するなど、様々な層の意識改革を進めています。また定期的に育児コミュニティやランチミーティングを開催することで人事制度の理解と活用を深め、時短勤務ならではの悩みの問題解決の共有も行ってきました。復職者へは事前の説明会を実施し不安を取り除く取り組みも実施しています。2017年の「えるぼし」認定に加え、2019年「くるみん」子育てサポート企業の認証を励みに、今後とも子供を育てるパートナーが安心して働ける環境づくりを積極的に推進していきます。
働き方改革推進

「働きがいのある企業」をめざして
セブン&アイ・フードシステムズでは、社員のワークライフバランスの充実を目的に、1ヵ月単位の変形労働時間制を導入いたしました。1日の労働時間8時間という拘束を開放し、1日4時間から最大12時間の勤務を事前に計画することで仕事とプライベートのONとOFFを実現しています。また全社員に対して年間2回以上の連続休暇(7日間連続×年2回)を制度化し、取得率は100%となります。今後も社員の働きやすさ、働きがいを追求するために人事制度の改定や新たな制度の新設など働き方改革推進に向け、取り組んでまいります。
従業員エンゲージメントの向上に向けた取り組み

「従業員エンゲージメント調査」の実施
セブン&アイ・フードシステムズでは、働き方改革が社員のエンゲージメント*向上につながっているかを調査、さらにどう向上につなげるかを検討し、PDCAを回すためにエンゲージメント調査をセブン&アイグループ各社と合同で、定期的に実施しています。これによりパートナー一人ひとりの成長から、労働生産性の向上やイノベーション力の向上につなげ、企業の成長を通じて持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。
- エンゲージメントとはパートナーの一人ひとりが企業の掲げる戦略・目標を適切に理解し、自発的に自分の力を発揮する貢献意欲のこと。
人財の育成

社員一人ひとりに寄り添った教育プログラムの推進
セブン&アイ・フードシステムズでは、基本として身に付けるべき接客スキル、調理スキルに加え、各店舗・各部署で働くパートナーと良好な関係性を築き、高い成果を生み出せるチーム作りができる社員の育成を目指して、人財育成に取り組んでいます。
当社では「ひと皿に豊かな明日を」をミッションに掲げ、全てのステークホルダーに「豊かさ」をお届けする、という目指す姿を明確にしています。パートナー一人ひとりが主体的に考え、行動していけるよう、人事部門が推進する研修は、時代や環境に合わせたプログラム内容に刷新しながら進めています。
一人ひとりの力を最大限に発揮させ、価値ある料理とサービスの提供を実現させるために、セブン&アイ・フードシステムズでは社員一人ひとりに寄り添った教育プログラムの推進を目指しています。
キャリアアッププラン

キャリアアッププランを明確化したパートナーの育成に注力
セブン&アイ・フードシステムズでは、パートナーが成長して初めて会社が成長すると考えています。そのためキャリアアッププランを明確化したパートナー育成に取り組んでいます。具体的には、担当、キッチンリーダー、フロントリーダー、マネジャー、店長へのステップアップを確実なものにするため、個人毎の目標を設定し、育成の進捗管理を実施しています。成長戦略実現に向け、セブン&アイ・フードシステムズのミッション、ビジョンを実現する人財教育を教育の根幹とし、公平公正な評価、キャリアアップを目的とした配置を行い、人財育成を推進しています。
- 2024年4月末現在